2013年2月9日放送 第202回
食材や料理を温めるのに便利な家電「電子レンジ」
でも、使い方を間違えると危険な現象が起こる場合があります。
(1)
ビーカーに入れた水を電子レンジで温めます。
(2)
温まったところで、そこにコーヒーの粉を入れると・・・
(3)
お湯が噴き出した!
これは「突沸」という現象で、突然噴き出した熱湯でやけどをするという事故が起きるおそれがあるのです。
なぜ、こういうことが起こるのか?
それは、電子レンジが物を温めるときの仕組みに理由があります。
(4)
小さなビーカーに入れた卵白を電子レンジで温めると・・・
(5)
真ん中から白く固まっていった!
(6)
電子レンジは、マイクロ波によってモノを中心から、温める性質があるんです。
(7)
内部から温まるため、お湯は100℃を超えている「過加熱状態」になっている場合があります。
そこに、モノを入れたり、何か刺激が加わるとお湯が噴き出してしまうのです。
電子レンジで温めるときは、注意しましょう!
★番組からのお願い★
「はぴエネ!」は大人から子供までを対象に、身近なエネルギーを理解し、興味を持つきっかけとなれるような番組を目指しています。
その為、当HPでも皆さんの参考にしていただけるよう、番組で紹介した初歩的な科学実験の一部を掲載していますが、ご家庭で行う場合には各自の責任において十分にご注意下さい。
特にお子様が実験をする場合には、必ず大人の監督・指導の下、行って下さい。番組の趣旨をご理解の上、以上宜しくお願いします。