2013年2月23日放送 第204回
今日取り上げるのは感電です。
普段暮らしていて感電することは、ほとんどありませんが実はあるものが関わると感電事故が起こる可能性があるのです。
それは「水」です。
感電事故は洗面所やお風呂など「水場」で起こりやすいのです。
水と電気にはどんな関係があるのでしょうか?
(1)
ネオン管の一方が電源に繋がっています。
(2)
もう一方の電源が金属板に繋がっていて、その上に紙が乗せてあります。
(3)
ネオン管を手に持った状態で、もう片方の手の指を紙の上に置いてみます。
(4)
ネオン管は光りません。
金属板の上に乗せてある紙によって、電気の流れがさえぎられて、先生の体を電気が流れにくい状態になっているために、光らないのです。
(5)
今度は先生の指を濡らして、紙の上に置いてみます。
すると・・・
(6)
ネオン管が光った!
指を濡らすことで電気が流れやすくなり、ネオン管が光ったのです。
このように、水に濡れることで電気が通りやすくなるのです。
水場は手や足元が濡れていることが多いので、電化製品を使うときは注意しましょう。
★番組からのお願い★
「はぴエネ!」は大人から子供までを対象に、身近なエネルギーを理解し、興味を持つきっかけとなれるような番組を目指しています。
その為、当HPでも皆さんの参考にしていただけるよう、番組で紹介した初歩的な科学実験の一部を掲載していますが、ご家庭で行う場合には各自の責任において十分にご注意下さい。
特にお子様が実験をする場合には、必ず大人の監督・指導の下、行って下さい。番組の趣旨をご理解の上、以上宜しくお願いします。