2013年5月11日放送 第215回
電線と鉄塔、電柱の間に取り付けられている白いジャバラ状のモノ。
それは「がいし」と呼ばれるものです。
この「がいし」、何のために取り付けられているのでしょうか?
(1)
がいしの上に板を乗せた物と、木の棒の上に板を乗せた物があります。
(2)
まずは、帽子をかぶって体に静電気を貯めていきます。
(3)
貯まった証拠に帽子に取り付けられた紐が立ちました。
(4)
この状態で、木の台の方に乗ってみます。
すると、紐が垂れてしまいました。
もう一度、静電気を貯めて、今度はがいしの台に乗ってみると・・・
(5)
紐が立ったまま!
(6)
木の台に乗ると、体に貯まった静電気が木を通って床へ逃げていきます。
しかし、がいしの台に乗ると、がいしが絶縁し、静電気が床へ逃げていきません。
実は、がいしは、大量の電気が流れる電線と電柱や鉄塔を絶縁するために取り付けられているものなのです。
★番組からのお願い★
「はぴエネ!」は大人から子供までを対象に、身近なエネルギーを理解し、興味を持つきっかけとなれるような番組を目指しています。
その為、当HPでも皆さんの参考にしていただけるよう、番組で紹介した初歩的な科学実験の一部を掲載していますが、ご家庭で行う場合には各自の責任において十分にご注意下さい。
特にお子様が実験をする場合には、必ず大人の監督・指導の下、行って下さい。番組の趣旨をご理解の上、以上宜しくお願いします。