2013年11月2日放送 第240回
電球を発明したのはエジソン?・・・実は違います。
白熱電球を発明したのは、イギリス物理学者スワン。
しかし、スワンが発明した白熱電球のフィラメントは一瞬しか光らなかったため、実用化されませんでした。
エジソンは長く光らせるフィラメントを探し、電球の実用化にこぎつけました。
エジソンが見つけたフィラメントの素材とはどんなものだったのでしょうか?
(1)
3つのビンの中には、フィラメントとして銅と鉄、そして炭化させた竹が入っています。
さらに、ビンの中には窒素が詰まっています。
どのフィラメントが一番長く点灯するのか?一斉に電気を流してみると・・・
(2)
銅と鉄のフィラメントはきれてしまいました。
しかし、竹はきれません。
(3)
意外にも竹がフィラメントとして長持ちする素材だったのです。
(4)
エジソンはおよそ6000種類もの様々な物質を炭化させ、何がフィラメントになるのか、試しました。
(5)
ある日、机の上にあった竹の扇子を炭化させフィラメントにしてみると、なんと200時間も灯り、当時としては最適の材料だと考えたのです。
★番組からのお願い★
「はぴエネ!」は大人から子供までを対象に、身近なエネルギーを理解し、興味を持つきっかけとなれるような番組を目指しています。
その為、当HPでも皆さんの参考にしていただけるよう、番組で紹介した初歩的な科学実験の一部を掲載していますが、ご家庭で行う場合には各自の責任において十分にご注意下さい。
特にお子様が実験をする場合には、必ず大人の監督・指導の下、行って下さい。番組の趣旨をご理解の上、以上宜しくお願いします。