2013年11月23日放送 第243回
スマートフォンなどのタッチパネル。
なぜ手で触れるだけで操作できるのでしょうか?
(1)
これはタッチパネルの原理を簡単に表したものです。
(2)
ある場所に指を置くと、LEDが光ります。
光った場所は、D-6。
(3)
つまり、指を置くことで電気が通じて、地図のように指を置いた場所がわかるんです。
これがタッチパネルで位置情報を感知するシステムです。
これは、指で押すことでスイッチが入る仕組みですが、スマートフォンは静電気を利用して指の位置を感知しています。
(4)
これは箔検電器というものです。中のアルミ箔が開いています。
ビンの中に静電気が溜まっている状態です。
(5)
ビンの上に指を近づけると・・・
アルミ箔が動いた!
(6)
静電気が溜まった状態の箔検電器に指が近づくと、箔検電器の中の静電気が指に引き寄せられ、箔が閉じるのです。
指を離せば、元に戻ります。
(7)
タッチパネルの表面には電極膜という電気の膜があります。
そこに指が近づくと、膜に変化が起こり、それを感知することで操作しているのです。
★番組からのお願い★
「はぴエネ!」は大人から子供までを対象に、身近なエネルギーを理解し、興味を持つきっかけとなれるような番組を目指しています。
その為、当HPでも皆さんの参考にしていただけるよう、番組で紹介した初歩的な科学実験の一部を掲載していますが、ご家庭で行う場合には各自の責任において十分にご注意下さい。
特にお子様が実験をする場合には、必ず大人の監督・指導の下、行って下さい。番組の趣旨をご理解の上、以上宜しくお願いします。