でんじろう先生のはぴエネ!毎週土曜 午前11時35分~ 私たちの生活で様々な役割を果たしているエネルギー。身近だけど、意外と知らないエネルギーをでんじろう先生がおもしろ実験で徹底解明します!

2014年1月4日放送 第249回

「平賀源内 エレキテルって何?」

日本での電気の歴史。
1776年に、電気という存在を庶民に伝えたモノ。
それが平賀源内が作ったと言われている「エレキテル」です。
エレキテルは摩擦によって静電気を発生させる発電機でした。
そんな「摩擦で静電気を発生させる方法」とは?

(1)
こちらは静電気を発生させる装置です。


(2)
塩化ビニールのパイプがあります。
手持ちの部分は動くようになっています。


(3)
持ち手の部分の内側には布が挟まっています。


(4)
さらに持ち手にはコップがくっついています。


(5)
では、持ち手を動かします。


(6)
こちらの金属のお皿にはベンジンが入っています。
装置からコップを外して、お皿に近づけると・・・


(7)
火が点いた!


(8)
持ち手を動かすことで、パイプと布の間で摩擦が起こり、静電気が発生します。


(9)
発生した静電気がコップにたまります。


(10)
コップをお皿に近づけると、放電が起こり火が点いたのです。
これが、平賀源内のエレキテルの原理なのです。


★番組からのお願い★

「はぴエネ!」は大人から子供までを対象に、身近なエネルギーを理解し、興味を持つきっかけとなれるような番組を目指しています。
その為、当HPでも皆さんの参考にしていただけるよう、番組で紹介した初歩的な科学実験の一部を掲載していますが、ご家庭で行う場合には各自の責任において十分にご注意下さい。
特にお子様が実験をする場合には、必ず大人の監督・指導の下、行って下さい。番組の趣旨をご理解の上、以上宜しくお願いします。