2014年1月4日放送 第249回
日本での電気の歴史。
1776年に、電気という存在を庶民に伝えたモノ。
それが平賀源内が作ったと言われている「エレキテル」です。
エレキテルは摩擦によって静電気を発生させる発電機でした。
そんな「摩擦で静電気を発生させる方法」とは?
(1)
こちらは静電気を発生させる装置です。
(2)
塩化ビニールのパイプがあります。
手持ちの部分は動くようになっています。
(3)
持ち手の部分の内側には布が挟まっています。
(4)
さらに持ち手にはコップがくっついています。
(5)
では、持ち手を動かします。
(6)
こちらの金属のお皿にはベンジンが入っています。
装置からコップを外して、お皿に近づけると・・・
(7)
火が点いた!
(8)
持ち手を動かすことで、パイプと布の間で摩擦が起こり、静電気が発生します。
(9)
発生した静電気がコップにたまります。
(10)
コップをお皿に近づけると、放電が起こり火が点いたのです。
これが、平賀源内のエレキテルの原理なのです。
★番組からのお願い★
「はぴエネ!」は大人から子供までを対象に、身近なエネルギーを理解し、興味を持つきっかけとなれるような番組を目指しています。
その為、当HPでも皆さんの参考にしていただけるよう、番組で紹介した初歩的な科学実験の一部を掲載していますが、ご家庭で行う場合には各自の責任において十分にご注意下さい。
特にお子様が実験をする場合には、必ず大人の監督・指導の下、行って下さい。番組の趣旨をご理解の上、以上宜しくお願いします。