2014年1月18日放送 第251回
アメリカの物理学者ベンジャミン・フランクリン。
有名な凧を使った実験で「雷が電気である」ということを発見した人物です。
そんな、フランクリンが発明した「フランクリンモーター」を実験してみましょう。
(1)
こちらがフランクリンモーターです。
(2)
真ん中にプラスチックの回転するモノがついています。
(3)
両側にあるコップのアルミ箔が真ん中の回転するモノに触れるようになっています。
(4)
では、両側のコップに静電気をためていきます。
まず、アクリルの管を使ってプラスの静電気をためます。
(5)
もう一つのコップに塩化ビニールの管を使ってマイナスの静電気をためます。
そして、コップをセットすると・・・
(6)
回った!
(7)
これは、静電気だけのエネルギーで回っているので、「静電気モーター」と呼ばれるものです。
(8)
左のコップにたまったマイナスの静電気が、アルミ箔を通して真ん中の回転するモノに移動します。
(9)
するとマイナス同士の反発によって回り始めます。
さらに、プラスの静電気をためた右のコップに近づくと、プラスの静電気に引き寄せられ、さらに回転します。
(10)
これを繰り返すことで、勢いよく回るのです。
★番組からのお願い★
「はぴエネ!」は大人から子供までを対象に、身近なエネルギーを理解し、興味を持つきっかけとなれるような番組を目指しています。
その為、当HPでも皆さんの参考にしていただけるよう、番組で紹介した初歩的な科学実験の一部を掲載していますが、ご家庭で行う場合には各自の責任において十分にご注意下さい。
特にお子様が実験をする場合には、必ず大人の監督・指導の下、行って下さい。番組の趣旨をご理解の上、以上宜しくお願いします。