2014年4月19日放送 第264回
光に関する不思議なシートを使った実験
(1)
これは、特殊なシートです。
(2)
この特殊なシートの上に、紙にプリントした写真を置きます。
(3)
さらにその上から強い光を当ててみると・・・
(4)
写真がシートにうつった!
(5)
このシートは蓄光シートといいます。
表面には、光をエネルギーとして吸収してためこみ、その後、光を出し続ける蓄光塗料というものが塗られています。
(6)
写真を通して光を当てます。
すると、写真の黒い部分はあまり光を通さず白っぽいところは光が通ります。
その結果、蓄光シートに写真が浮かび上がったという訳です。
(7)
もう一つ実験します。
赤と青のフィルターを使って、蓄光シートに赤色の光と青色の光を当てると・・・
(8)
赤い光の方だけ明るくならない!
赤の光は暗く、青の光は明るくなりました。
実は、蓄光シートは、光の色によってエネルギーの蓄えられ方が違います。
赤色の光はエネルギーが弱く、青色の光は強いため、このようになるのです。
★番組からのお願い★
「はぴエネ!」は大人から子供までを対象に、身近なエネルギーを理解し、興味を持つきっかけとなれるような番組を目指しています。
その為、当HPでも皆さんの参考にしていただけるよう、番組で紹介した初歩的な科学実験の一部を掲載していますが、ご家庭で行う場合には各自の責任において十分にご注意下さい。
特にお子様が実験をする場合には、必ず大人の監督・指導の下、行って下さい。番組の趣旨をご理解の上、以上宜しくお願いします。