2014年5月10日放送 第267回
イギリスの物理学者、ジェームズ・プレスコット・ジュール。
ジュールは電気と熱の関係について研究し、ある法則を発見しました。
その法則とは?
(1)
電源に繋がった鉄線があります。
ここに、少し電気を流してみると・・・
(2)
鉄線が赤くなった!
これは、電気によって鉄線に熱が発生した為、赤くなったのです。
これを「ジュール熱」といいます。
(3)
ジュールは電気によって発生する熱量の単位にも使われています。
それでは、もう一つ実験してみましょう。
(4)
この鉄線に大量の電気を一気に流してみると・・・
(5)
火花が飛んだ!
(6)
大量の電気によって膨大な熱が生まれため、鉄線が一気に溶けたのです。
(7)
ジュールは電気と熱の関係を調べ、ある法則を発見します。
それを「ジュールの法則」といいます。
電気によって生まれる熱は、流す電気の量と電線などの抵抗(電気の流れにくさ)によって決まるという法則です。
★番組からのお願い★
「はぴエネ!」は大人から子供までを対象に、身近なエネルギーを理解し、興味を持つきっかけとなれるような番組を目指しています。
その為、当HPでも皆さんの参考にしていただけるよう、番組で紹介した初歩的な科学実験の一部を掲載していますが、ご家庭で行う場合には各自の責任において十分にご注意下さい。
特にお子様が実験をする場合には、必ず大人の監督・指導の下、行って下さい。番組の趣旨をご理解の上、以上宜しくお願いします。