2014年6月14日放送 第272回
発電所で電気を作り出す上でとても重要なもの。
それが発電機を回す「タービン」です。このタービンの羽根には、ある秘密があります。
(1)
タービンの模型があります。
中にあるプロペラは発電機とLEDに繋がっています。
(2)
プロペラを回すと・・・
(3)
LEDが点いた!
例えば火力発電所では、このプロペラを高温のガスや蒸気の力で回して発電しています。
(4)
プロペラに注目すると、羽根が少し曲がっています。
実は、ここに秘密があります。
(5)
ブーメランで実験します。
このブーメランは羽根が真っすぐになっています。
(6)
投げてみると、1回転して戻ってきました。
(7)
そこで、羽根を少し曲げて投げてみると・・・
(8)
2回転して戻ってきた!
(9)
羽根を丸く曲げることで、(空気)抵抗が少なくなり、よく回るようになります。
そのため、2回転したのです。
発電所のタービンの羽根も少し曲がっています。
こうすることで、効率よく回り発電する仕組みになっているのです。
★番組からのお願い★
「はぴエネ!」は大人から子供までを対象に、身近なエネルギーを理解し、興味を持つきっかけとなれるような番組を目指しています。
その為、当HPでも皆さんの参考にしていただけるよう、番組で紹介した初歩的な科学実験の一部を掲載していますが、ご家庭で行う場合には各自の責任において十分にご注意下さい。
特にお子様が実験をする場合には、必ず大人の監督・指導の下、行って下さい。番組の趣旨をご理解の上、以上宜しくお願いします。