2014年8月9日放送 第280回
今から2000年以上前の古代ローマは色々な技術が進化した時代でした。
そんな古代ローマ時代に発明されたこれは、「ヘロンの蒸気機関」と呼ばれるものです。
飛び出した腕から蒸気をだし、球が回転したと言われています。
この「ヘロンの蒸気機関」をドラム缶で再現してみましょう。
(1)
こちらにドラム缶があります。
重量は23キログラムもあります。
ドラム缶の側面にはパイプが差し込んであり、直角に曲げてあります。
(2)
このドラム缶を上から吊り下げます。
(3)
ドラム缶の中に水を入れます。
(4)
そして、下からバーナーで熱していくと・・・
(5)
蒸気がでてきた!
(6)
すごい勢いでドラム缶が回転した!
(7)
重いドラム缶が噴出する蒸気の力だけで回りました。
水を入れたドラム缶を熱すると、中で蒸気が発生します。
その蒸気がパイプを通して外に噴出されます。
その蒸気の勢いで重いドラム缶が回転するのです。
★番組からのお願い★
「はぴエネ!」は大人から子供までを対象に、身近なエネルギーを理解し、興味を持つきっかけとなれるような番組を目指しています。
その為、当HPでも皆さんの参考にしていただけるよう、番組で紹介した初歩的な科学実験の一部を掲載していますが、ご家庭で行う場合には各自の責任において十分にご注意下さい。
特にお子様が実験をする場合には、必ず大人の監督・指導の下、行って下さい。番組の趣旨をご理解の上、以上宜しくお願いします。