2014年8月23日放送 第282回
毎日お世話になっている電話。
これを発明したのは、スコットランドの科学者、アレクサンダー・グラハム・ベルです。
そんな電話の原型を作ってみましょう!
(1)
紙コップがあります。
底には、カーボンが入っています。
(2)
カーボンが導線に繋がっています。
これが声を送る送信側になります。
(3)
もう一つの紙コップにはコイルと磁石がくっついていて、そこに送信側からの導線が繋がっています。
これが受信側です。
(4)
この装置が2セットあり、電源に繋がっています。
では、送信側、受信側を持って離れ、しゃべってみると・・・
(5)
電話になった!
(6)
送信側の紙コップを口に当て、声を出すと、紙コップが振動します。
その振動がカーボンによって電気の流れの変化となり、受信側へ送られます。
(7)
送信側から送られてきた電気の流れの変化は、受信側のコイルに流れ、コイルが振動します。
(8)
その振動が音となって紙コップから聞こえてくるのです。
★番組からのお願い★
「はぴエネ!」は大人から子供までを対象に、身近なエネルギーを理解し、興味を持つきっかけとなれるような番組を目指しています。
その為、当HPでも皆さんの参考にしていただけるよう、番組で紹介した初歩的な科学実験の一部を掲載していますが、ご家庭で行う場合には各自の責任において十分にご注意下さい。
特にお子様が実験をする場合には、必ず大人の監督・指導の下、行って下さい。番組の趣旨をご理解の上、以上宜しくお願いします。