2014年11月15日放送 第294回
温められた中華鍋にある物質が混ざった少量の液体を入れて火を近づけると、緑色に燃えました!
液体に混ざっていた物質の正体は「ホウ素」。
ホウ素とはどんなものなのでしょうか?
(1)
これは、「ホウ砂」と呼ばれるホウ素が含まれた鉱物です。
(2)
これを水に溶かします。
(3)
こちらは、洗濯ノリが溶けた水です。
(4)
これにホウ砂が溶けた水を混ぜると・・・
(5)
スライムができた!
(6)
洗濯ノリの中に含まれる「ポリビニールアルコール」。
これは長い鎖のような構造になっています。
そこにホウ素が加わると、鎖同士をホウ素が結び付けて網目構造になります。
その網目構造の中に水が入り込み、スライムのようになるのです。
★番組からのお願い★
「はぴエネ!」は大人から子供までを対象に、身近なエネルギーを理解し、興味を持つきっかけとなれるような番組を目指しています。
その為、当HPでも皆さんの参考にしていただけるよう、番組で紹介した初歩的な科学実験の一部を掲載していますが、ご家庭で行う場合には各自の責任において十分にご注意下さい。
特にお子様が実験をする場合には、必ず大人の監督・指導の下、行って下さい。番組の趣旨をご理解の上、以上宜しくお願いします。