2015年2月21日放送 第308回
天ぷら油に火がついた時・・・消火するのに使うのが消火器です。
消火器を使うことで、酸素を遮断し、火を消す事ができます。
では、火のついた油を使って、ある実験をしてみましょう。
(1)
ビーカーの中には油が入っています。
(2)
この油をバーナーで熱していきます。
(3)
油に火がつきました。
油に火がついた際、絶対にやってはいけない事。
それが、水をいれることです。
(4)
試しに水を一滴だけ、燃える油の中に入れて見ると・・・
火のついた油が飛び散った!
※家庭では絶対にマネしないで下さい
(5)
水を入れると、油の中で水が急激に温められ、一気に水蒸気になり、火のついた油が飛び散ります。
とても危険なので油火災には絶対に水をかけないで下さい。
(6)
では今度は、火のついた油に油を注いでみましょう。
どうなるでしょうか?
(7)
火が消えた!
(8)
燃える油に、常温の油を入れると、発火している油の温度が下がるので、火は消えるのです。
★番組からのお願い★
「はぴエネ!」は大人から子供までを対象に、身近なエネルギーを理解し、興味を持つきっかけとなれるような番組を目指しています。
その為、当HPでも皆さんの参考にしていただけるよう、番組で紹介した初歩的な科学実験の一部を掲載していますが、ご家庭で行う場合には各自の責任において十分にご注意下さい。
特にお子様が実験をする場合には、必ず大人の監督・指導の下、行って下さい。番組の趣旨をご理解の上、以上宜しくお願いします。