2015年5月16日放送 第320回
ロケットは、どうして宇宙まで飛んでいくことができるのでしょうか?
(1)
このペットボトルロケットを使って実験してみましょう。
(2)
ペットボトルの中には燃料として可燃性のガスと空気が入っています。
(3)
これを紐にセットして、ペットボトルロケットに火をつけてみます。
(4)
あまり飛びませんでした。
可燃性のガスと空気の燃焼だけでは、勢いが足りないようです。
(5)
今度は先ほどの可燃性ガスと空気の燃料に酸素を加えます。
そして、火をつけてみると・・・
(6)
すごいスピードでロケットが飛びました。
(7)
酸素は燃焼を助ける性質があります。
ガスと空気に酸素を混ぜたことで燃焼が激しくなり、ロケットが飛んだのです。
実際のロケットの燃料は液体水素に液体酸素を混ぜて燃焼させています。
水素と酸素の爆発的に燃える力で推進力を得て、宇宙まで飛び出すのです。
★番組からのお願い★
「はぴエネ!」は大人から子供までを対象に、身近なエネルギーを理解し、興味を持つきっかけとなれるような番組を目指しています。
その為、当HPでも皆さんの参考にしていただけるよう、番組で紹介した初歩的な科学実験の一部を掲載していますが、ご家庭で行う場合には各自の責任において十分にご注意下さい。
特にお子様が実験をする場合には、必ず大人の監督・指導の下、行って下さい。番組の趣旨をご理解の上、以上宜しくお願いします。