2015年9月19日放送 第338回
氷やドライアイスよりも冷たいモノ。
その一つが「液体窒素」。
液体窒素には、どんな特徴があるのでしょうか?
(1)
液体窒素はどのくらい冷たいのか?
液体窒素の中にゴムボールを入れます。
(2)
ゴムボールを取り出して、落とすと・・・
(3)
ボールが粉々になった!
ゴムボールが一瞬にして凍りました。
この「とても冷たい液体」の秘密は窒素の性質にあります。
(4)
気体の窒素をマイナス196度まで冷やすと液体になります。
つまり液体窒素はマイナス196度のとても冷たい液体なのです。
(5)
もう一つ実験します。
ペットボトルの中に液体窒素を入れて、フタをします。
(6)
ペットボトルのフタを外すと・・・
(7)
すごいスピードで飛んだ!
(8)
室温によってペットボトルの中の液体窒素が温められ、急激に気体になります。
液体が気体になると、体積が増えます。
一気に体積が増えたことで残っていた液体窒素が吹き出し、ペットボトルが飛んだのです。
★番組からのお願い★
「はぴエネ!」は大人から子供までを対象に、身近なエネルギーを理解し、興味を持つきっかけとなれるような番組を目指しています。
その為、当HPでも皆さんの参考にしていただけるよう、番組で紹介した初歩的な科学実験の一部を掲載していますが、ご家庭で行う場合には各自の責任において十分にご注意下さい。
特にお子様が実験をする場合には、必ず大人の監督・指導の下、行って下さい。番組の趣旨をご理解の上、以上宜しくお願いします。