2015年12月5日放送 第349回
目の錯覚を使った不思議な科学マジック!
(1)
お皿が描かれた絵があります。
合図を送ると・・・
(2)
リンゴが現れた!
さらに、合図を送ると・・・
(3)
リンゴが消えた!
不思議なマジックですが、もちろんタネがあります。
(4)
絵の上の格子のシートをはずすと・・・
(5)
このような、縦に細い、コマ切れになったイラストになっていて絵が無い部分があります。
(6)
格子のシートを置くと、絵が無い部分を格子が隠す形になります。
すると、脳が勝手に「絵が無い部分」を作り上げ、イラストとして完成させてしまうのです。
(7)
格子をずらすと、見えているリンゴの部分がすべて隠れてしまうため、お皿だけが見えていたのです。
(8)
これは、目の錯覚を使った科学マジックで、『錯視』といいます。
目の錯覚といっても、目から入った情報を脳が処理するときに起こる現象でだまされているのは、脳なのです。
(9)
網目状のシートが青いリンゴの上にのっています。
(10)
シートを横に動かすと、赤いリンゴに変わりました。
さらに、縦に動かすと・・・
(11)
リンゴがかじられた!
そこからさらに、横に動かすと・・・
(12)
リンゴが半分になった!
(13)
網目状のシートをはずすと、4種類の絵が描かれています。
網目状の格子によって、1種類だけが見えるようになっていたので、シートを縦横に動かすことで、色々な絵が見えてくるんです。
★番組からのお願い★
「はぴエネ!」は大人から子供までを対象に、身近なエネルギーを理解し、興味を持つきっかけとなれるような番組を目指しています。
その為、当HPでも皆さんの参考にしていただけるよう、番組で紹介した初歩的な科学実験の一部を掲載していますが、ご家庭で行う場合には各自の責任において十分にご注意下さい。
特にお子様が実験をする場合には、必ず大人の監督・指導の下、行って下さい。番組の趣旨をご理解の上、以上宜しくお願いします。