2016年1月30日放送 第357回
電気の力を使ってロケットを飛ばそう!
(1)
ロケットを飛ばす前に、まずは、こんな実験から。
ここに、鉄の棒に取り付けられたウサギのイラストがあります。
(2)
スイッチを入れると・・・ウサギが跳ねた!
(3)
ウサギのイラストが貼られているのは、アルミのリングです。
(4)
真ん中の鉄の棒は、根本の部分にコイルが巻かれていて、電池につながっています。
(5)
このコイルに電気が流れると、コイルが電磁石になり磁力が発生します。
その結果、リングにも電気が流れ、一瞬、磁力が発生します。
このリングから発生した磁力は、コイルからの磁力に反発するように発生しますので、磁力同士が反発して、跳ねるように動いたのです。
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このような、磁力によって電気が流れる現象を「電磁誘導」といいます。
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この電磁誘導を使ってロケットを飛ばします。
電池をコンデンサに付け替えました。
こちらには、沢山の電気が蓄えてあります。
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こちらのロケットにはアルミのリングが取り付けてあります。
ロケットをセットして、一気に電気を流してみると・・・
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すごい勢いで飛んだ!
(10)
流れる電気の量が大きくなれば、それだけ、発生する磁力も強くなります。
その結果、反発する力も大きくなり、ロケットが勢いよく、飛んだのです。
★番組からのお願い★
「はぴエネ!」は大人から子供までを対象に、身近なエネルギーを理解し、興味を持つきっかけとなれるような番組を目指しています。
その為、当HPでも皆さんの参考にしていただけるよう、番組で紹介した初歩的な科学実験の一部を掲載していますが、ご家庭で行う場合には各自の責任において十分にご注意下さい。
特にお子様が実験をする場合には、必ず大人の監督・指導の下、行って下さい。番組の趣旨をご理解の上、以上宜しくお願いします。