2016年2月6日放送 第358回
ティッシュペーパーを使った不思議なマジック!
(1)
ティッシュペーパーを透明な液体にひたします。
(2)
そして、火を近づけると・・・
(3)
ティッシュペーパーは燃えていない!
(4)
モノが燃えるとき、必要な要素が3つあります。
可燃物、熱(温度)、そして酸素です。
(5)
ポイントはティッシュペーパーをひたしたこの液体。
この液体は、アルコールと水を混ぜた物です。
(6)
アルコールは燃えましたが、ティッシュペーパーは水で湿っていました。
ティッシュペーパーに染み込んだ水が蒸発して、温度が下がってしまったので、ティッシュペーパーは、燃えるまで温度が上がらなかったのです。
(7)
では、モノが燃える3要素の中の1つ、『酸素』についても実験してみましょう。
これは、スチールウール。
その名のとおり鉄でできています。
(8)
これに火を近づけると・・・このようにゆっくり燃えます。
(9)
透明な容器の中に酸素を入れ、容器の中の酸素濃度を高くします。
この中に火をつけたスチールウールを入れると・・・
(10)
激しく燃えた!
(11)
酸素濃度が高いと空気中では燃えにくいモノも、よく燃えるのです。
★番組からのお願い★
「はぴエネ!」は大人から子供までを対象に、身近なエネルギーを理解し、興味を持つきっかけとなれるような番組を目指しています。
その為、当HPでも皆さんの参考にしていただけるよう、番組で紹介した初歩的な科学実験の一部を掲載していますが、ご家庭で行う場合には各自の責任において十分にご注意下さい。
特にお子様が実験をする場合には、必ず大人の監督・指導の下、行って下さい。番組の趣旨をご理解の上、以上宜しくお願いします。