でんじろう先生のはぴエネ!毎週土曜 午前11時35分~ 私たちの生活で様々な役割を果たしているエネルギー。身近だけど、意外と知らないエネルギーをでんじろう先生がおもしろ実験で徹底解明します!

2016年4月9日放送 第367回

「ポップコーンができる仕組み」

ポップコーンの原料はトウモロコシです。
では、ポップコーンがどうやってできるのか?実験してみよう!

(1)
これが、ポップコーンの元になるトウモロコシの粒です。
私たちが普段食べているトウモロコシとは違う「爆裂種」と呼ばれるものです。


(2)
熱した油の中にトウモロコシの粒を入れて見ると・・・


(3)
ポップコーンができた!
どうやって、トウモロコシの粒がポップコーンになったのか?
スーパースローの映像で見てみると・・・


(4)
粒の皮が突然破れて、中身がふくらんでいます。


(5)
粒を熱すると内部の水分が水蒸気になってふくらんでいきます。
すると、どんどん内部の圧力が上がっていきます。
そして、皮が圧力に耐えきれなくなると、突然破裂、中身が一気にふくらむのです。


(6)
爆裂種と普通のトウモロコシの断面を比較すると、爆裂種の皮が厚いことがわかります。
白い部分にある水分がふくらんで、厚い皮を破り、破裂するのです。


(7)
ポップコーンができる現象を、水が入ったガラスのカプセルで再現します。


(8)
このカプセルを箱の中で熱します。
水が気化し、どんどんカプセルの中の圧力が高まります。
すると・・・


(9)
ガラスが破裂した!


(10)
これと同じことがポップコーンの中でも起きていたのです。


★番組からのお願い★

「はぴエネ!」は大人から子供までを対象に、身近なエネルギーを理解し、興味を持つきっかけとなれるような番組を目指しています。
その為、当HPでも皆さんの参考にしていただけるよう、番組で紹介した初歩的な科学実験の一部を掲載していますが、ご家庭で行う場合には各自の責任において十分にご注意下さい。
特にお子様が実験をする場合には、必ず大人の監督・指導の下、行って下さい。番組の趣旨をご理解の上、以上宜しくお願いします。