2016年8月6日放送 第384回
風の力で動く手作りオモチャで実験!
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これが風のエネルギーで動く電気のオモチャです。
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電池をつなげると・・・このように走ります。
(3)
作り方は簡単です。材料はウレタン、ストロー、竹ひご、電池、電池ボックス、
モーター、紙で作ったプロペラです。
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ウレタン、ストロー、竹ひごで自動車の型を作ります。
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そこに電池ボックスと電池、プロペラを取り付けたモーターを乗せれば完成です。
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電池をつなぐと・・・プロペラが回り、風が発生し、その風の力によって車は走ります。つまり、電気のエネルギーで風を作り出し、走るわけです。
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面白い実験をしてみましょう。手作りの車を3台用意しました。
プロペラの大きさいが「大」「中」「小」と違います。もちろん、モーター、電池は3台とも同じモノです。
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どのプロペラの車が一番速いのでしょうか?同時にスタートさせると・・・
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「中」のプロペラの車が1位だ!
一見、大きいプロペラの方が強い風が発生するのではないか?と考えがちですがそうではないのです。
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ポイントは「プロペラの大きさ」と「回転スピード」のバランス。
プロペラが大きくなると、回すのに大きな力が必要になり、回転スピードは落ちます。つまり、単純にプロペラを大きくすれば、強い風を作る事ができるわけではなく、回す力に見合ったプロペラの大きさがあるのです。
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工夫をすれば牛乳パックや紙コップなどで車を作ることもできますよ。
★番組からのお願い★
「はぴエネ!」は大人から子供までを対象に、身近なエネルギーを理解し、興味を持つきっかけとなれるような番組を目指しています。
その為、当HPでも皆さんの参考にしていただけるよう、番組で紹介した初歩的な科学実験の一部を掲載していますが、ご家庭で行う場合には各自の責任において十分にご注意下さい。
特にお子様が実験をする場合には、必ず大人の監督・指導の下、行って下さい。番組の趣旨をご理解の上、以上宜しくお願いします。