でんじろう先生のはぴエネ!毎週土曜 午前11時35分~ 私たちの生活で様々な役割を果たしているエネルギー。身近だけど、意外と知らないエネルギーをでんじろう先生がおもしろ実験で徹底解明します!

2016年8月27日放送 第387回

「不思議な動きをするオモチャを作ろう!」

水を使ったマジックをご紹介します!

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水が入ったペットボトルがあります。
念力で中に浮かんでいるモノを自在に動かします。


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ペットボトルに手をかざすと・・・


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模型が勝手に動いた!
さらに先生が「止まれ!」と言うと・・・止まった!


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これは、「浮沈子(ふちんし)」と呼ばれるモノで、昔からあるオモチャです。


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タネあかしをすると、実は、ペットボトルを少しだけ握っていたのです。


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分かりやすいように、浮沈子を透明にした模型で説明します。
模型の底には穴があいていて、中には空気が入っているため、浮いています。


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ペットボトルを少しだけ握ると、行き場を失った水が、模型の中の空気を押し縮め入っていきます。すると模型は、水が入った分、重くなるので沈みます。


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沈んだ状態で手を放すと・・・模型の中の水が抜けて、軽くなるため、浮きます。


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ペットボトルを握るのをうまく加減すれば・・・真ん中で止めることもできます。
このように、ペットボトルを握ったり、手を放したりを繰り返すことで、模型を動かしていたのです。


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今度はやわらかいペットボトルではなく、「ガラス瓶」です。
中に水と先ほどと同じ模型が入っています。このような硬いガラス瓶でも、少し力を入れて握れば・・・


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模型が動いた!
模型が動いたということは、硬いガラス瓶が変形したということです。
見た目にはわからないほどの変形でも、模型の中の空気が押され水が入り、重くなるので沈むのです。


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この模型は、しょう油さしやストローなどの身の回りのモノでも作れます。
簡単にできて、楽しいですよ!


★番組からのお願い★

「はぴエネ!」は大人から子供までを対象に、身近なエネルギーを理解し、興味を持つきっかけとなれるような番組を目指しています。
その為、当HPでも皆さんの参考にしていただけるよう、番組で紹介した初歩的な科学実験の一部を掲載していますが、ご家庭で行う場合には各自の責任において十分にご注意下さい。
特にお子様が実験をする場合には、必ず大人の監督・指導の下、行って下さい。番組の趣旨をご理解の上、以上宜しくお願いします。