2016年9月17日放送 第390回
不思議な力を持つ石をお見せします!
(1)
これが、その不思議な力を持つ石です。
この石に水を垂らします。そこに火を使づけると・・・
(2)
石が燃えた!
この石は「カーバイド」。水に触れると可燃性のアセチレンガスを発生します。
(3)
このカーバイドは照明として利用されていました。
こちらの容器にカーバイドを入れます。
(4)
容器のフタのバルブをひねり、水が少しずつ落ちるように調整します。
(5)
フタを閉め、少し待ってから火を近づけると・・・
(6)
明るく光っている!
これはカーバイドランプと呼ばれ、最近ではキャンプ場でも活躍しているそうです。
(7)
光る仕組みを解説します。
フラスコの中にはカーバイドが入っています。
(8)
フラスコにつながったチューブに水を入れ、少しずつ水が落ちるように調整します。すると、カーバイドからアセチレンガスが発生します。
(9)
そのガスがガラス管から出てきます。そこに火を近づけると、ガスが燃焼します。
これがカーバイドランプが光る仕組みです。
(10)
カーバイドはこんな方法でも使われていました。
カップにカーバイドが入っています。そこに水を入れ、穴の開いた筒と紙コップをかぶせます。
(11)
穴の部分に火を近づけると・・・大きな音が鳴って爆発した!
(12)
カーバイドから発生したアセチレンは、筒の中で空気と混ざります。
そこに火を近づけると、激しく爆発し、大きな音がでるのです。
この仕組みは、かつて農家の人たちが野鳥などを追い払う「鳥おどし」として使われていました。
★番組からのお願い★
「はぴエネ!」は大人から子供までを対象に、身近なエネルギーを理解し、興味を持つきっかけとなれるような番組を目指しています。
その為、当HPでも皆さんの参考にしていただけるよう、番組で紹介した初歩的な科学実験の一部を掲載していますが、ご家庭で行う場合には各自の責任において十分にご注意下さい。
特にお子様が実験をする場合には、必ず大人の監督・指導の下、行って下さい。番組の趣旨をご理解の上、以上宜しくお願いします。