でんじろう先生のはぴエネ!毎週土曜 午前11時35分~ 私たちの生活で様々な役割を果たしているエネルギー。身近だけど、意外と知らないエネルギーをでんじろう先生がおもしろ実験で徹底解明します!

2016年9月17日放送 第390回

「燃える石のヒミツ」

不思議な力を持つ石をお見せします!

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これが、その不思議な力を持つ石です。
この石に水を垂らします。そこに火を使づけると・・・


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石が燃えた!
この石は「カーバイド」。水に触れると可燃性のアセチレンガスを発生します。


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このカーバイドは照明として利用されていました。
こちらの容器にカーバイドを入れます。


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容器のフタのバルブをひねり、水が少しずつ落ちるように調整します。


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フタを閉め、少し待ってから火を近づけると・・・


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明るく光っている!
これはカーバイドランプと呼ばれ、最近ではキャンプ場でも活躍しているそうです。


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光る仕組みを解説します。
フラスコの中にはカーバイドが入っています。


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フラスコにつながったチューブに水を入れ、少しずつ水が落ちるように調整します。すると、カーバイドからアセチレンガスが発生します。


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そのガスがガラス管から出てきます。そこに火を近づけると、ガスが燃焼します。
これがカーバイドランプが光る仕組みです。


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カーバイドはこんな方法でも使われていました。
カップにカーバイドが入っています。そこに水を入れ、穴の開いた筒と紙コップをかぶせます。


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穴の部分に火を近づけると・・・大きな音が鳴って爆発した!


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カーバイドから発生したアセチレンは、筒の中で空気と混ざります。
そこに火を近づけると、激しく爆発し、大きな音がでるのです。
この仕組みは、かつて農家の人たちが野鳥などを追い払う「鳥おどし」として使われていました。


★番組からのお願い★

「はぴエネ!」は大人から子供までを対象に、身近なエネルギーを理解し、興味を持つきっかけとなれるような番組を目指しています。
その為、当HPでも皆さんの参考にしていただけるよう、番組で紹介した初歩的な科学実験の一部を掲載していますが、ご家庭で行う場合には各自の責任において十分にご注意下さい。
特にお子様が実験をする場合には、必ず大人の監督・指導の下、行って下さい。番組の趣旨をご理解の上、以上宜しくお願いします。