2016年10月8日放送 第393回
電気のエネルギーを使ってベルを鳴らす「電磁ベル」の仕組みを解説!
(1)
電磁ベルの裏側を見ると、このようになっています。
(2)
この電磁石によってハンマーを動かしベルを鳴らすわけです。
(3)
電磁ベルの仕組みをわかりやすくした装置を作りました。
(4)
動かすと・・・ベルの音がします。
(5)
真ん中の金属板が激しく動くことでベルを叩いて音を出していました。
(6)
実は、この金属板についたバネが、電気回路のスイッチになっています。
(7)
スイッチがオンの状態になると、回路に電気が流れます。この時、コイルにも電気が流れ、コイルが電磁石になります。
(8)
コイルが電磁石になったことで、真ん中の金属板がコイルに引き寄せられ近づいていきます。
(9)
さらに引き寄せられると、金属板に取り付けられたハンマーがベルを叩きます。
この時、バネの接続が離れているので、コイルに電気が流れなくなり、電磁石でなくなります。
(10)
その結果、金属板が元の位置に戻ります。この時、バネの接続部分がくっつきオンの状態に戻ります。このように、オンとオフが連続することでハンマーが動き、ベルを叩いて音が出るのです。
★番組からのお願い★
「はぴエネ!」は大人から子供までを対象に、身近なエネルギーを理解し、興味を持つきっかけとなれるような番組を目指しています。
その為、当HPでも皆さんの参考にしていただけるよう、番組で紹介した初歩的な科学実験の一部を掲載していますが、ご家庭で行う場合には各自の責任において十分にご注意下さい。
特にお子様が実験をする場合には、必ず大人の監督・指導の下、行って下さい。番組の趣旨をご理解の上、以上宜しくお願いします。