2016年10月22日放送 第395回
吹き矢を使って実験!
(1)
これが吹き矢です。まずは、この吹き矢で矢を飛ばします。
(2)
吹く息のエネルギーだけで矢を飛ばしています。
(3)
では、こちらの吹き矢を使ってみましょう。筒の部分の長さが4mもあります。
(4)
すごい威力とスピードで矢が飛んだ!
筒が長くすることで矢の威力とスピードがあがりました。
なぜ筒が長いと速くなるのでしょうか?
(5)
長さが違う筒を3本用意しました。黄色が25cm、赤が50cm、青が1mです。
この3本の吹き矢を同時に吹いたらどうなるでしょうか?
(6)
矢の位置がバラバラだ!
一番上に刺さったのは1m、真ん中は50cm、一番下は25cmの吹き矢です。
(7)
上に刺さっている矢ほど、失速しなかったことを示しています。
つまり、筒が長い方が、矢が速くなるのです。
(8)
矢は空気に押されて飛び出します。同じ力で吹いても筒が長いと、『加速する時間と距離』が長いことになります。
(9)
筒が長い方が矢により大きな運動エネルギーを与える事ができ、スピードが速くなるのです。
★番組からのお願い★
「はぴエネ!」は大人から子供までを対象に、身近なエネルギーを理解し、興味を持つきっかけとなれるような番組を目指しています。
その為、当HPでも皆さんの参考にしていただけるよう、番組で紹介した初歩的な科学実験の一部を掲載していますが、ご家庭で行う場合には各自の責任において十分にご注意下さい。
特にお子様が実験をする場合には、必ず大人の監督・指導の下、行って下さい。番組の趣旨をご理解の上、以上宜しくお願いします。