2016年12月10日放送 第402回
おもちゃを使った衝突の実験!
(1)
これは、昔、流行ったオモチャ。このように上と下で二つの球がぶつかり続けることで、音が鳴ります。
(2)
これはアメリカンクラッカーというオモチャです。
慣れれば、この動きを長く続けることができます。ポイントは手の動き。
(3)
これをテーブルの上でやってみます。
このように手を上下させることで、球が動き衝突します。
(4)
手を上下に動かすことで勢いがつきます。球に勢いをつけ、同じスピードで二つの球を正面衝突させることで、衝突のエネルギーを交換しているのです。
(5)
もう一つ、衝突を利用した面白い現象を紹介します。
上から吊るされた金属の球が5つ並んでいます。
(6)
この端の球を1つ動かして、衝突させてみます。すると・・・
(7)
反対側の球が動いた!
(8)
2つ衝突させると、反対側の2つ。3つ衝突させると、反対側の3つが動きます。
(9)
これは「ニュートンのゆりかご」と、呼ばれるモノです。
(10)
同じ重さの球の場合、止まっている球にもう一つの球をぶつけると、ぶつかった方が止まり、ぶつけられた方が飛び出します。
(11)
球が沢山あると、衝突のエネルギーがぶつかった球だけでなく、となりの球にドミノ倒しのように順番に伝わっていきます。その結果、一番反対側の球が動くわけです。2つの場合も3つの場合も同じ現象がおきています。
★番組からのお願い★
「はぴエネ!」は大人から子供までを対象に、身近なエネルギーを理解し、興味を持つきっかけとなれるような番組を目指しています。
その為、当HPでも皆さんの参考にしていただけるよう、番組で紹介した初歩的な科学実験の一部を掲載していますが、ご家庭で行う場合には各自の責任において十分にご注意下さい。
特にお子様が実験をする場合には、必ず大人の監督・指導の下、行って下さい。番組の趣旨をご理解の上、以上宜しくお願いします。