2017年1月28日放送 第409回
カメラの原型となった装置をご紹介します!
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こちらがカメラの原型となった装置「カメラ・オブスクラ」です。
このように中をのぞくことで、見ることができます。
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では、この装置を使ってスタジオを見てみましょう。
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先生が映っている!
装置の中のスクリーンに映っています。
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そもそも、カメラの原型となるこの装置。実はこのような精密な風景画を描くのに実際に使われていました。
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では、この装置の仕組みを解説しましょう。
使われているのはレンズと鏡、スクリーンです。
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まずは、鏡を使わずに時計の絵を映してみましょう。
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これがレンズによって映し出された像です。
しかし、上下左右が反転しています。
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これは、レンズの特性で、レンズを通して映った画像は上下左右が反転してしまいます。
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そこで、レンズとスクリーンの間に鏡を入れます。すると・・・
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上下の反転が戻った!
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レンズを通して映った映像を鏡で反射することで、上下の反転が戻ります。
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昔は風景を、左右は反転したままですが紙に映し出して、手でなぞって風景画を描いていたのです。
★番組からのお願い★
「はぴエネ!」は大人から子供までを対象に、身近なエネルギーを理解し、興味を持つきっかけとなれるような番組を目指しています。
その為、当HPでも皆さんの参考にしていただけるよう、番組で紹介した初歩的な科学実験の一部を掲載していますが、ご家庭で行う場合には各自の責任において十分にご注意下さい。
特にお子様が実験をする場合には、必ず大人の監督・指導の下、行って下さい。番組の趣旨をご理解の上、以上宜しくお願いします。