2017年5月6日放送 第423回
電気と磁石によって生まれる不思議な力について実験
(1)
こちらに電球があります。しかし、電球の光源であるフィラメントが揺れています。
(2)
そこで、電球にくっついているモノを取り外すと・・・
(3)
揺れが止まった!
(4)
取り外したのは磁石です。このようにフィラメントが揺れている電球を「バイブラランプ」と呼びます。なぜ、フィラメントが揺れるのでしょうか?
(5)
電球のフィラメントには、電流が流れています。
磁石の近くに電流が流れると力が発生します。
(6)
この電気は交流なので流れる向きが切り替わります。
その結果、力の向きも変わるため、フィラメントが揺れるのです。
(7)
これを「フレミングの法則」といいます。
(8)
では、フレミングの法則を使った装置をもう1つご紹介しましょう。
容器には食塩水が入っていて、星型のアルミ板が取り付けられています。
(9)
アルミ板の近くには磁石が取り付けられています。
(10)
では、装置に直流の電気を流します。すると・・・
(11)
アルミ板が回った!
(12)
アルミ板の近くには磁石があります。そのアルミ板の先端が液体に浸かると食塩水を通って上から下に電流が流れます。
(13)
すると、アルミ板に力が発生し回転するのです。
★番組からのお願い★
「はぴエネ!」は大人から子供までを対象に、身近なエネルギーを理解し、興味を持つきっかけとなれるような番組を目指しています。
その為、当HPでも皆さんの参考にしていただけるよう、番組で紹介した初歩的な科学実験の一部を掲載していますが、ご家庭で行う場合には各自の責任において十分にご注意下さい。
特にお子様が実験をする場合には、必ず大人の監督・指導の下、行って下さい。番組の趣旨をご理解の上、以上宜しくお願いします。