2017年5月13日放送 第424回
不思議な動力で走る車のオモチャを紹介します!
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車を動かすのはエンジンですよね。エンジンといえばガソリンなどの燃料や、電気で動きます。しかし、この車のオモチャを見てみると、液体の燃料も入っていなければ、電池もつながっていません。
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でも、この車を置くと・・・このように走ります。
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実は、この車の動力は「空気」。「エアーエンジン」とも呼ばれています。
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では、エアーエンジンの仕組みを解説しましょう。
透明な箱の中にピストンが入っていて車輪に繋がっています。
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透明な箱に空気が入ると、空気がピストンを押し、車輪が回ります。
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さらに車輪が回ると、ピストンが戻ります。
そして、再び空気によってピストンが押され、車輪が回ります。
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では、実際に空気を入れてみましょう。
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このように空気を送り続けピストンを動かすことで、車輪を回すエネルギーを作り出しているのです。
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では、エアーエンジンを使ってこんなことをしてみましょう。
先ほどのエアーエンジンの車のタイヤと、LEDを取り付けた発電機を繋ぎます。
エンジンを動かすと・・・
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LEDがついた!
このように発電もできるのです。
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この車は、空気を圧縮してたくさんためておき、エアーエンジンに少しずつ空気を送り込むことで長くタイヤを動かすことができるのです。
★番組からのお願い★
「はぴエネ!」は大人から子供までを対象に、身近なエネルギーを理解し、興味を持つきっかけとなれるような番組を目指しています。
その為、当HPでも皆さんの参考にしていただけるよう、番組で紹介した初歩的な科学実験の一部を掲載していますが、ご家庭で行う場合には各自の責任において十分にご注意下さい。
特にお子様が実験をする場合には、必ず大人の監督・指導の下、行って下さい。番組の趣旨をご理解の上、以上宜しくお願いします。