2017年7月8日放送 第438回
高いビルが沢山立ち並ぶ場所を歩いていて、突然、強い風が吹く「ビル風」。
ビル風の仕組みについて実験!
(1)
ビル風で、皆さんはこんな経験あるんじゃないでしょうか?
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突風で傘がひっくり返ることがあります!
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突風は、炭酸ガスボンベで作り出していました。ビニール傘がひっくり返るということは、風速15m~20mぐらいは出ている計算になります。
このように、一瞬の風でもこんなにパワーがあるのです。
(4)
では、なぜビルなどの大きな建物が並んでいると風が強くなるのでしょうか?
ビル風のモデル装置を用意しました。これを使って実験してみましょう。
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風車が並んでいます。風を送ると・・・穏やかに風車が回りました。
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では、ここにビルを並べてみましょう。風車をよく見ていて下さい。
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ビルの間の風車が速くなった!
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ビルの間にある二つの風車が速くなりました。これがいわゆる「ビル風」です。
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では、ここに煙を流し込みます。すると、煙がビルとビルの間に集まって流れていくのがわかります。
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高いビルが建つことによって、風の通り道がふさがれ、ビルを避けて流れるようになります。その結果、ビルとビルの間に風が集中して風力が増し、突風が吹くことがあるのです。
★番組からのお願い★
「はぴエネ!」は大人から子供までを対象に、身近なエネルギーを理解し、興味を持つきっかけとなれるような番組を目指しています。
その為、当HPでも皆さんの参考にしていただけるよう、番組で紹介した初歩的な科学実験の一部を掲載していますが、ご家庭で行う場合には各自の責任において十分にご注意下さい。
特にお子様が実験をする場合には、必ず大人の監督・指導の下、行って下さい。番組の趣旨をご理解の上、以上宜しくお願いします。