2017年7月15日放送 第433回
音によって塩が作り出す不思議な模様について実験!
(1)
ボウルに黒いシートが張ってあります。ここに塩をかけます。
(2)
そして、ここに向けて声を出してみます。すると・・・
(3)
不思議な図形になった!
(4)
声は空気の振動です。大きな声を出すことで、空気の振動がシートに伝わりシートが震えます。
(5)
塩粒は振動しているところははじかれて、振動していないところに集まります。
その結果、図形ができるのです。
(6)
今度は、スピーカーを使ってみましょう。スピーカーの上に四角形の鉄板が固定してあります。
ここに塩をかけて、低い方から順番にいろんな高さの音を出してみましょう。
(7)
音が高くなると図形が細かくなっていく!
(8)
音の高さは振動する波の数で決まります。音が低い場合は波の数が少なく音が高くなると、波の数は多く細かくなります。
すると、できる図形も音が高くなるにつれて模様が細かくなっていくのです。
(9)
この図形を「クラドニ図形」といいます。
★番組からのお願い★
「はぴエネ!」は大人から子供までを対象に、身近なエネルギーを理解し、興味を持つきっかけとなれるような番組を目指しています。
その為、当HPでも皆さんの参考にしていただけるよう、番組で紹介した初歩的な科学実験の一部を掲載していますが、ご家庭で行う場合には各自の責任において十分にご注意下さい。
特にお子様が実験をする場合には、必ず大人の監督・指導の下、行って下さい。番組の趣旨をご理解の上、以上宜しくお願いします。