2017年8月12日放送 第437回
暑い夏にふさわしい、冷たい氷を使った実験!
(1)
こちらは氷のレンズです。このレンズで、虫眼鏡のように太陽の光を集めて黒いモノを焦がすことができるでしょうか?
(2)
ここにある黒い箱の中には、太陽の光のように強い光がでる光源が入っています。
(3)
光源のスイッチを入れ、氷の前に黒い綿を近づけると・・・
(4)
綿が燃えた!
(5)
氷を凸レンズのような形にすることで、虫眼鏡と同じように光を集め、熱を集中させることができるのです。
(6)
もう1つ、氷を使った面白いものをお見せしましょう。
透明な氷の板があります。ここにライトの光を当てます。
(7)
しばらく光を当てたあと、虫眼鏡などで氷の中を観察すると・・・
(8)
氷の中に花が咲いた!
このように、不思議な模様が見えます。
(9)
氷に強い光を当てると、外側だけでなく、内側からも氷が溶け始めます。
(10)
すると、氷の中に気泡ができて、この時、雪の結晶に似た小さな花のような模様が見えるのです。アイスフラワーともいわれますが、発見者の名前から『チンダル像』と呼ばれています。
★番組からのお願い★
「はぴエネ!」は大人から子供までを対象に、身近なエネルギーを理解し、興味を持つきっかけとなれるような番組を目指しています。
その為、当HPでも皆さんの参考にしていただけるよう、番組で紹介した初歩的な科学実験の一部を掲載していますが、ご家庭で行う場合には各自の責任において十分にご注意下さい。
特にお子様が実験をする場合には、必ず大人の監督・指導の下、行って下さい。番組の趣旨をご理解の上、以上宜しくお願いします。