2017年9月5日放送 第441回
階段の照明を下でも上でもON、OFFできるスイッチ。
どうして2か所のスイッチで1つの照明の切り替えができるのか?
不思議だと思いませんか?
(1)
まずは、普通のスイッチを使った装置です。
(2)
まず1階のスイッチで照明をONにして、2階のスイッチで照明をOFFにします。
(3)
そして、次の人が1階のスイッチを動かしても・・・
照明を点けることができません。
(4)
2階のスイッチがOFFになっているので、普通の回路では、1階で照明を点けることができないのです。
(5)
次は、実際に階段で使われているモノと同じ仕組みの装置を使います。
(6)
先ほどと同じように、まず1階のスイッチで照明をONにして、2階のスイッチで照明をOFFにします。
(7)
次の人が1階のスイッチを動かすと・・・照明が点きました!
(8)
そして、2階のスイッチで照明をOFFすることができます。
一見、不思議な装置に見えますが、実はとても簡単な仕組みです。
(9)
回路を見てみると・・・実は、3本の電線を利用しているだけなのです。
(10)
まず、1階のスイッチを赤い方を動かして照明を点けます。
この時、赤い線の回路を通って電気が流れています。
(11)
2階のスイッチを青い方へ動かせば、回路が切れ、照明が消えます。
(12)
この状態で次の人が1階のスイッチを青い方へ動かすと、今度は青い線の回路が繋がり、照明が点きます。
★番組からのお願い★
「はぴエネ!」は大人から子供までを対象に、身近なエネルギーを理解し、興味を持つきっかけとなれるような番組を目指しています。
その為、当HPでも皆さんの参考にしていただけるよう、番組で紹介した初歩的な科学実験の一部を掲載していますが、ご家庭で行う場合には各自の責任において十分にご注意下さい。
特にお子様が実験をする場合には、必ず大人の監督・指導の下、行って下さい。番組の趣旨をご理解の上、以上宜しくお願いします。