2017年12月23日放送 第456回
亜鉛の性質を解き明かす実験!
(1)
「亜鉛」を用意しました。亜鉛は金属です。
(2)
亜鉛をバーナーで熱すると・・・
(3)
金属なのに燃えた!
亜鉛は420度で溶け、さらに熱すると青い炎を出して燃えてしまいます。
(4)
もう一つ、亜鉛に関する実験を紹介しましょう。
透明な液体は「硫酸亜鉛水溶液」。2枚の金属は「亜鉛板」と「銅板」です。
(5)
金属は電源につながっていて、プラス側が亜鉛板、マイナス側が銅板です。
(6)
2枚の金属に電気を流すと・・・
(7)
銅板の色が変わった!
(8)
銅板に亜鉛がくっついて色が変わったのです。
(9)
硫酸亜鉛水溶液の中では、亜鉛がプラスの電気を持っている状態になっています。電気が流れるとマイナス極の銅板に溶液中の亜鉛が引き寄せられ付着します。これを「電気メッキ」といいます。
(10)
この亜鉛でメッキした銅を火で軽くあぶります。すると・・・
(11)
金色になった!
(12)
これが楽器などに使われている金属、『真ちゅう』です。
銅と亜鉛が熱で溶け、混ざると、このように金色の真ちゅうになるのです。
★番組からのお願い★
「はぴエネ!」は大人から子供までを対象に、身近なエネルギーを理解し、興味を持つきっかけとなれるような番組を目指しています。
その為、当HPでも皆さんの参考にしていただけるよう、番組で紹介した初歩的な科学実験の一部を掲載していますが、ご家庭で行う場合には各自の責任において十分にご注意下さい。
特にお子様が実験をする場合には、必ず大人の監督・指導の下、行って下さい。番組の趣旨をご理解の上、以上宜しくお願いします。