2018年1月27日放送 第460回
ガラスは電気を通すと思いますか?ガラスのビー玉を使った電気実験!
(1)
電球と電源をつなぐケーブルの途中に、ガラスでできた、ビー玉がつながっています。
(2)
今は、電球がついていません。ガラスはこのままでは、電気を通さない「絶縁体」なので、電気が流れません。
(3)
では、電源のスイッチが入った状態で、ビー玉を熱します。すると・・・
(4)
電球がついた!実は、ガラスは熱すると電気を通すようになるのです。
(5)
ナトリウムなどを含むガラスは溶け始めると、イオンが動けるようになり、電気を運べるようになります。その結果、電気を通すようになるのです。
(6)
こんなことをしてみましょう。回路から電球を外し、ビー玉にたくさんの電気が流れるようにします。
(7)
では、ビー玉を熱していきます。
(8)
ビー玉の温度があがり、電気が流れるようになったら、熱するのをやめます。すると・・・
(9)
熱するのをやめたのに、ビー玉は光り続けています。
(10)
ビー玉を熱することで、回路に電気が流れるようになります。電気がたくさん流れるようにしてあるので、電気によってビー玉自身が発熱します。その結果、熱するのをやめてもビー玉に電気は流れ続け、高温になり、光り続けたのです。
★番組からのお願い★
「はぴエネ!」は大人から子供までを対象に、身近なエネルギーを理解し、興味を持つきっかけとなれるような番組を目指しています。
その為、当HPでも皆さんの参考にしていただけるよう、番組で紹介した初歩的な科学実験の一部を掲載していますが、ご家庭で行う場合には各自の責任において十分にご注意下さい。
特にお子様が実験をする場合には、必ず大人の監督・指導の下、行って下さい。番組の趣旨をご理解の上、以上宜しくお願いします。