2018年2月10日放送 第462回
液体の色が変わる不思議な実験!
(1)
透明な液体があります。
(2)
そこに、もう一つ透明な液体を入れます。すると・・・
(3)
液体が黒くなった!でもこれで終わりではありません。
(4)
液体が透明に戻り、また黒くなり、透明に戻り・・・時間の経過とともに、周期的に色の変化を繰り返しています。
(5)
これは『時計反応』や『振動反応』と呼ばれる現象です。なぜ、このように色の変化が起こるのでしょうか?
(6)
まず、透明な液体が黒くなるうえで、2種類の物質が関わっています。それが「ヨウ素」と「でんぷん」です。
(7)
こちらに「ヨウ素液」と「でんぷんの溶液」を用意しました。この二つが混ざると・・・
(8)
化学反応によって黒くなります。これを「ヨウ素でんぷん反応」といいます。この反応が先ほどの実験の中で起こっていたわけです。
(9)
さらに実験では、液体が黒から透明になりましたよね。そこには、さらに別の反応が関わっています。
(10)
これは「ビタミンC」の粉末です。これを黒くなった液体に入れると・・・
(11)
透明になりました。これは、液体の中の「ヨウ素」と「ビタミンC」が化学反応を起こし、今度は透明な液体に変化するのです。
これと同じような反応が最初の実験の中で起こっていたのです。
★番組からのお願い★
「はぴエネ!」は大人から子供までを対象に、身近なエネルギーを理解し、興味を持つきっかけとなれるような番組を目指しています。
その為、当HPでも皆さんの参考にしていただけるよう、番組で紹介した初歩的な科学実験の一部を掲載していますが、ご家庭で行う場合には各自の責任において十分にご注意下さい。
特にお子様が実験をする場合には、必ず大人の監督・指導の下、行って下さい。番組の趣旨をご理解の上、以上宜しくお願いします。