2018年3月10日放送 第466回
バネの動きを利用したキツツキおもちゃの不思議な動き!
(1)
棒が立っていて、その横にキツツキのおもちゃが取り付けてあります。上に持ち上げて、手を離すと・・・
(2)
カタカタ音をたてながら、ゆっくり落ちる不思議な動きをします。
(3)
なぜ、ゆっくり落ちるのか?模型を使って解説します。重りとバネを取り付けた透明な筒があります。
(4)
上に持ち上げて、重りの部分を動かして手を放すと・・・
(5)
キツツキのおもちゃと同じように、ゆっくり落ちました。
(6)
実は、透明な筒と棒の間に、わずかにすき間があります。これがポイントです。
(7)
模型の動きをスロー映像で見ると、透明な筒が細かく振動しているのがわかります。
(8)
重りが上から下に動くとき、棒と筒の間にすき間ができて、すべり落ちます。
(9)
重りが下まで振り切れると筒は傾き、棒に引っかかります。
(10)
その後、バネの反動で重りが上に動き、また下に動くときにすき間ができてすべり落ちます。
(11)
つまり、揺れる動きによって『引っかかる』と『落ちる』を繰り返しているので、おもちゃはカタカタ音をたてながら、ゆっくり落ちていくのです。
★番組からのお願い★
「はぴエネ!」は大人から子供までを対象に、身近なエネルギーを理解し、興味を持つきっかけとなれるような番組を目指しています。
その為、当HPでも皆さんの参考にしていただけるよう、番組で紹介した初歩的な科学実験の一部を掲載していますが、ご家庭で行う場合には各自の責任において十分にご注意下さい。
特にお子様が実験をする場合には、必ず大人の監督・指導の下、行って下さい。番組の趣旨をご理解の上、以上宜しくお願いします。