2018年3月17日放送 第467回
『コンデンサ』って聞いたことありますか?コンデンサとは、蓄電器のこと。電気を蓄えたり放出したりできる装置のことです。コンデンサについて面白い実験をお見せしましょう!
(1)
コンデンサの原型ともいえるものを手作りできます。それが『電気コップ』です。アルミホイルを巻いたコップを2つ用意します。
(2)
2つのコップを重ね、その間に帯状のアルミホイルを差し込みます。
(3)
塩化ビニールの管をマフラーでこすり、静電気をコップにためていきます。
(4)
たまった状態で、帯状の部分と外側のコップのアルミホイルに同時に触れます。すると・・・
(5)
放電した!
(6)
内側のアルミと外側のアルミで、プラスとマイナスに分かれることによって、電気をためることができます。これが『電気コップ』の仕組みです。
(7)
コンデンサは電気をためておき、一気に放出する能力を持っている便利な装置です。コンデンサを18個用意しました。これらを直列に接続することで大量の電気を一気に放出することができます。
(8)
帯状にしたアルミホイルに一気に電気を放出してみましょう。
(9)
アルミホイルが爆発した!
(10)
大量の電気を一気に放出することで、アルミホイルの温度が一瞬で急上昇し、まるで爆発したようになったのです。
★番組からのお願い★
「はぴエネ!」は大人から子供までを対象に、身近なエネルギーを理解し、興味を持つきっかけとなれるような番組を目指しています。
その為、当HPでも皆さんの参考にしていただけるよう、番組で紹介した初歩的な科学実験の一部を掲載していますが、ご家庭で行う場合には各自の責任において十分にご注意下さい。
特にお子様が実験をする場合には、必ず大人の監督・指導の下、行って下さい。番組の趣旨をご理解の上、以上宜しくお願いします。