でんじろう先生のはぴエネ!毎週土曜 午前11時35分~ 私たちの生活で様々な役割を果たしているエネルギー。身近だけど、意外と知らないエネルギーをでんじろう先生がおもしろ実験で徹底解明します!

2018年5月5日放送 第474回

「水の音の正体」

水が落ちたり、流れたりする音の正体について実験!

1 -img-

(1)
タンクに水が入っています。


2 -img-

(2)
取り付けた蛇口から水滴が落ちるように、ちょっとずつ水を出すと・・・


3 -img-

(3)
音がします。音を計測する装置の画面でも、水の音を拾い波形が出ています。


4 -img-

(4)
では、水を出す勢いを少し上げ、水が途切れなく出る状態にすると・・・


5 -img-

(5)
音が聞こえなくなった!計測する装置の画面でも、音が消えたことが分かります。


6 -img-

(6)
実は、普段聞いている水が流れる音の正体は『気泡』です。


7 -img-

(7)
水が流れ落ちるとき、水滴になって落ちると水面で気泡ができます。この気泡ができるときに振動して、水の音として聞こえるのです。


8 -img-

(8)
水が途切れなく出る状態になると、水滴にならず気泡はできません。そのため、音が聞こえなくなるのです。


9 -img-

(9)
水が流れたり落ちたりする音には、音の高さや音色に違いがあります。水が出す音の違いは、どこにあるのでしょうか?


10 -img-

(10)
太さが違う2種類のチューブがあります。2本のチューブを水の中に入れ、細いチューブから出る空気の音と、太いチューブから出る空気の音を聞き比べます。すると・・・


11 -img-

(11)
どちらも『気泡』が振動する音ですが、音の高さが違います。


12 -img-

(12)
泡を見てみると、チューブから出てくる気泡の大きさが違います。細いチューブからは小さな気泡、太いチューブからは大きな気泡が出ています。


 13 -img-  

(13)
振動する気泡が小さいと音が高くなり、気泡が大きくなるにつれて音は低くなるのです。

 

★番組からのお願い★

「はぴエネ!」は大人から子供までを対象に、身近なエネルギーを理解し、興味を持つきっかけとなれるような番組を目指しています。
その為、当HPでも皆さんの参考にしていただけるよう、番組で紹介した初歩的な科学実験の一部を掲載していますが、ご家庭で行う場合には各自の責任において十分にご注意下さい。
特にお子様が実験をする場合には、必ず大人の監督・指導の下、行って下さい。番組の趣旨をご理解の上、以上宜しくお願いします。