2018年6月2日放送 第478回
白いモノが勝手に膨らむ!?科学マジック!
(1)
不思議な科学マジックをお見せしましょう。こちらをご覧ください・・・
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勝手に白いモノが膨らんで、ドームのようになりました。
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さらに、ペットボトルの口を切った筒を当てると・・・ドームがしぼんで、小さくなってしまいました。
(4)
秘密は容器にあります。黒い囲いを外すと・・・
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容器の中にドライアイスとお湯が入っていました。白い煙の正体は、お湯から出ていた水蒸気がドライアイスによって冷やされてできた霧だったのです。
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ふくらんだのはシャボン玉です。まず、容器の口に濃いシャボン玉液で膜を張ります。
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ドライアイスが気化し二酸化炭素が出続けているので、シャボン玉がどんどんふくらんでいきます。その結果、白いドームのように見えたのです。
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さらに、筒の口の部分にシャボン玉液をぬると、シャボン玉に当てても割れません。その結果、中の二酸化炭素と一緒に霧が抜け、シャボン玉がしぼんでいくのです。
(9)
今度はペットボトルを使って白いシャボン玉を作ってみましょう。ペットボトルの中にドライアイスとお湯が入っています。
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ペットボトルにホースを取り付け、ホースの口をシャボン玉液につけると・・・
(11)
白いシャボン玉ができました。これをフリースの手袋で受けると、割れずに、手の上で跳ねさせて遊ぶことができます。
(12)
手袋の繊維が細かいので、厚い膜のシャボン玉であれば、膜に穴が開かないのです。
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実は、このシャボン玉、少し時間が経つと小さくなってしまいます。二酸化炭素は水に溶けやすいので、シャボン玉液に溶け込んで、その結果、外に出ていくのでシャボン玉は小さくなっていくのです。
★番組からのお願い★
「はぴエネ!」は大人から子供までを対象に、身近なエネルギーを理解し、興味を持つきっかけとなれるような番組を目指しています。
その為、当HPでも皆さんの参考にしていただけるよう、番組で紹介した初歩的な科学実験の一部を掲載していますが、ご家庭で行う場合には各自の責任において十分にご注意下さい。
特にお子様が実験をする場合には、必ず大人の監督・指導の下、行って下さい。番組の趣旨をご理解の上、以上宜しくお願いします。