2018年6月9日放送 第479回
『偏光』を使うことで見える不思議な現象
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こちらに2種類の液体を用意しました。一つはただの水、一つは砂糖を入れた水です。どちらが砂糖水か?見た目に違いはありませんよね。
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でも、こちらのサングラスを使うと見分けることができます。サングラスをかけて、二つの液体を見比べると・・・
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片方だけ色がついている!
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実は、色がついている方が砂糖水です。
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使ったのは『偏光サングラス』水面や雪の光の反射を減らしてくれる眼鏡です。
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水と砂糖水では、光の進み方が違います。
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肉眼では見分けがつきませんが、偏光サングラスを使うと、光の進み方の違いによって起こる、色の違いで見分けることができるのです。
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偏光板を使うと、透明な固体でも不思議な模様が見えます。
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偏光板を通してプラスチックの箱を見てみると、このような色鮮やかな模様が見えます。
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柔らかいプラスチックも、外から力を加えると・・・模様の形が変わります。これは『光弾性(こうだんせい)効果』と呼ばれるモノです。
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外から力を加えると模様が変化します。これによって透明な物体の内部にかかっている力やゆがみを見ることができるのです。
★番組からのお願い★
「はぴエネ!」は大人から子供までを対象に、身近なエネルギーを理解し、興味を持つきっかけとなれるような番組を目指しています。
その為、当HPでも皆さんの参考にしていただけるよう、番組で紹介した初歩的な科学実験の一部を掲載していますが、ご家庭で行う場合には各自の責任において十分にご注意下さい。
特にお子様が実験をする場合には、必ず大人の監督・指導の下、行って下さい。番組の趣旨をご理解の上、以上宜しくお願いします。