2018年6月16日放送 第480回
ニコラ・テスラが考え出した不思議な装置を使った実験!
(1)
蛍光灯があります。でもどこにも、電線などはつながっていません。しかし、先生が念を送ると・・・
(2)
蛍光灯が光った!さらに、先生が手を動かすと、蛍光灯内で光が移動していきます。
(3)
秘密はこちらの装置。これは『テスラコイル』と呼ばれるモノです。エジソンと同じ時代に生きた科学者ニコラ・テスラが考えたモノで、高周波高電圧を出すことができる装置です。
(4)
スイッチを入れ、電圧を上げていくと・・・このように放電が見えます。
(5)
テスラコイルから出た高周波高電圧によって蛍光灯に電気が流れ、光ったのです。
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テスラコイルから出た高周波高電圧は、空気中を通って伝わっています。そこで、テスラコイルと蛍光灯の間に金網を入れると・・・
(7)
金属によって遮断され、蛍光灯は点かなくなるのです。
(8)
これは金属の棒で作った『ハミルトンの風車』と呼ばれるモノです。テスラコイルを動かすと・・・
(9)
棒が回転しました。
(10)
高電圧をうけ、棒の先端から放電することでイオンが発生し空気の流れが起こります。その反動で金属の棒が回転したのです。
★番組からのお願い★
「はぴエネ!」は大人から子供までを対象に、身近なエネルギーを理解し、興味を持つきっかけとなれるような番組を目指しています。
その為、当HPでも皆さんの参考にしていただけるよう、番組で紹介した初歩的な科学実験の一部を掲載していますが、ご家庭で行う場合には各自の責任において十分にご注意下さい。
特にお子様が実験をする場合には、必ず大人の監督・指導の下、行って下さい。番組の趣旨をご理解の上、以上宜しくお願いします。