2018年8月18日放送 第489回
自由研究に役立つ、振り子を使った実験!
(1)
振り子を用意しました。重りの部分がカップになっていて、底に小さな穴があいています。
(2)
穴に栓をして、砂を入れます。この振り子は、縦、横どちらにも揺れる仕組みになっています。
(3)
では、栓を外して振り子を揺らしてみましょう。
(4)
キレイな模様ができました。これは『リサジュー図形』と呼ばれています。
(5)
実は、縦方向と横方向の揺れる速さが違うことで、このような図形ができます。
(6)
そこで、結び目の位置を変えて、縦、横の速さの割合を1:2にします。縦に1往復する間に、横に2往復する動きです。動かしてみると・・・
(7)
数字の8のような模様になりました。
(8)
今度は、紐の結び目の位置を少し高くしました。これで、速さの割合は2:3になります。動かしてみると・・・
(9)
α(アルファー)ような形になりました。このように縦、横の揺れる比率を変えると、図形が変わっていくのです。
(10)
今度は縦、横の速さの割合を3:4にします。さらに、カップの中にさまざまな色の砂を入れます。動かすと・・・
(11)
このようなカラフルな図形を作ることもできます。
★番組からのお願い★
「はぴエネ!」は大人から子供までを対象に、身近なエネルギーを理解し、興味を持つきっかけとなれるような番組を目指しています。
その為、当HPでも皆さんの参考にしていただけるよう、番組で紹介した初歩的な科学実験の一部を掲載していますが、ご家庭で行う場合には各自の責任において十分にご注意下さい。
特にお子様が実験をする場合には、必ず大人の監督・指導の下、行って下さい。番組の趣旨をご理解の上、以上宜しくお願いします。