でんじろう先生のはぴエネ!毎週土曜 午前11時35分~ 私たちの生活で様々な役割を果たしているエネルギー。身近だけど、意外と知らないエネルギーをでんじろう先生がおもしろ実験で徹底解明します!

2018年10月6日放送 第496回

「キャスターボード 進む仕組み」

楽しい乗り物『キャスターボード』乗りながら進むことができる仕組みを解説!

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こちらは『キャスターボード』と呼ばれるモノです。タイヤがキャスターなので、そう呼ばれています。


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どうやって進んでいるのか?キャスターの動きを小型カメラで見ると・・・キャスターがクネクネ動いています。板をクネクネ、足で動かすことで前に進みます。


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ポイントが2つあります。1つは、ボードが真ん中でねじれるようになっていること。


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もう1つは、2つのキャスターがボードに斜めにとりつけられていることです。


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キャスターを斜めにとりつけているので、ボードを置いて上から押すと・・・キャスターの向きは自然に一方向になります。実は、これが一番安定した状態です。


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そのためキャスターボードは、進む方向が決まっているのです。


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さらに、ボードの後ろ側に力を加えてねじると・・・後ろのキャスターが斜め横を向きます。この状態からボードを後ろに動かそうとすると・・・後ろには動きません。


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つまり、キャスターを斜め横向きにすることで、摩擦で動かなくなり、ボードを通してキャスターで床を蹴ることができます。これが推進力を生みだします。


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ボードをねじれた状態から戻すと・・・キャスターの向きが元に戻ります。すると、摩擦がなくなるので、床を蹴った推進力によって前に進みます。


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さらに、逆方向にボードをねじると、キャスターはまた斜め横向きになるので、再びキャスターで床を蹴れるようになり、推進力を生みだします。


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これを繰り返し、何度もボードをくねらせることで、乗りながら進むことができるのです。


★番組からのお願い★

「はぴエネ!」は大人から子供までを対象に、身近なエネルギーを理解し、興味を持つきっかけとなれるような番組を目指しています。
その為、当HPでも皆さんの参考にしていただけるよう、番組で紹介した初歩的な科学実験の一部を掲載していますが、ご家庭で行う場合には各自の責任において十分にご注意下さい。
特にお子様が実験をする場合には、必ず大人の監督・指導の下、行って下さい。番組の趣旨をご理解の上、以上宜しくお願いします。