でんじろう先生のはぴエネ!毎週土曜 午前11時35分~ 私たちの生活で様々な役割を果たしているエネルギー。身近だけど、意外と知らないエネルギーをでんじろう先生がおもしろ実験で徹底解明します!

2019年1月5日放送 第509回

「電気をつくる電磁誘導」

電気を作るうえで重要なのが、発電の基本的な原理になっている『電磁誘導』です。

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これは、手回し発電機です。電線がオモチャにつながっています。発電機を回すと・・・


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オモチャが動きました。回すスピードを変えると、オモチャが動くスピードも変わります。


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この発電機の中には、コイルと磁石が入っていて、電磁誘導によって電気をつくり出しています。


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コイルを用意しました、コイルにはLEDがつながっています。


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コイルの近くで磁石を動かすと・・・


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発電してLEDが点きました。


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コイルの近くで磁石が動き、磁力が変化すると、コイルに電気が流れます。これが『電磁誘導』による発電の原理です。


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磁石といえば、私たちが立っている地球自体も磁石だということをご存知ですか?これは、方位磁針です。方位磁針は方角を知るための道具ですが、針が地球の磁力に反応しているのです。


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地球が磁石なら、地球の磁力を使って発電できるか?やってみましょう。電線を用意しました。これが先ほどの実験におけるコイルの役割です。


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電線が電気を検出できる検知器につながっています。電線を大縄跳びのように回してみましょう。電気が生まれれば検知器の針が振れるはずです。


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電線を回すと・・・検知器が反応しました。電気が生まれた証拠です。


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地球という磁石の近くで、コイルが動いたため、発電することができたのです。


★番組からのお願い★

「はぴエネ!」は大人から子供までを対象に、身近なエネルギーを理解し、興味を持つきっかけとなれるような番組を目指しています。
その為、当HPでも皆さんの参考にしていただけるよう、番組で紹介した初歩的な科学実験の一部を掲載していますが、ご家庭で行う場合には各自の責任において十分にご注意下さい。
特にお子様が実験をする場合には、必ず大人の監督・指導の下、行って下さい。番組の趣旨をご理解の上、以上宜しくお願いします。