2019年2月2日放送 第513回
真空を使った驚きの科学マジック!
(1)
透明な筒の中にピンポン玉と紙吹雪が入っています。
(2)
でんじろう先生が筒に念を送ると・・・
(3)
クラッカーのように、ピンポン玉と紙吹雪が飛び出しました。
(4)
タネ明かしをしましょう。実は、筒の中が真空になっていたのです。
(5)
両端をセロハンテープでとめた筒の中の空気を、ポンプで抜いていきます。
(6)
この状態で、テープの一方を指で濡らすと、テープが弱くなり、しばらくすると破れます。
(7)
筒の中が真空になっているので、破れた瞬間、一気に空気が流れ込んでいきます。
(8)
この空気に押されたピンポン玉は、ものすごいスピードで加速して反対側のテープを破り、紙吹雪と一緒に飛び出すのです。
(9)
この時、飛び出すピンポン玉のスピードは、およそ時速600キロメートルにもなります。これは『真空砲』と呼ばれます。
(10)
では、真空砲にどのくらいパワーがあるのか?発泡スチロールの的に向かって撃ってみると・・・
(11)
的を突き破ってしまいました。すごいパワーです。
(12)
今度は水風船に当てて、ハイスピードカメラで撮影してみましょう。
(13)
水風船は割れました。しかし、よく見るとピンポン玉は貫通できずに砕けてしまっています。
(14)
ピンポン玉はものすごい速さで重たい水にぶつかったため、水が飛び散る前に軽いピンポン玉は砕けてしまったのです。
★番組からのお願い★
「はぴエネ!」は大人から子供までを対象に、身近なエネルギーを理解し、興味を持つきっかけとなれるような番組を目指しています。
その為、当HPでも皆さんの参考にしていただけるよう、番組で紹介した初歩的な科学実験の一部を掲載していますが、ご家庭で行う場合には各自の責任において十分にご注意下さい。
特にお子様が実験をする場合には、必ず大人の監督・指導の下、行って下さい。番組の趣旨をご理解の上、以上宜しくお願いします。