2019年3月9日放送 第518回
水のすごいパワーをお見せしましょう!
(1)
ピストンにチューブがつながっています。そのチューブの先がタンクにつながっています。
(2)
ピストンには2kgのダンベルが乗せてあります。このダンベルを水の力だけで持ち上げてみましょう。
(3)
タンクに水を入れます。しかし、水を注ぐだけでは、ピストンはあがりません。
(4)
そこで、ダンベルを手で押さえておいて、タンクを高い位置まで上げます。
(5)
そして、手を離すと・・・ダンベルが上がりました!
(6)
ダンベルを持ち上げるパワーを生み出したのは、水の量ではなく、高さなのです。水を高い位置にあげると、ピストンにかかる圧力が上がり、ダンベルを持ち上げることができるのです。この仕組みを利用して発電するのが、いわゆる『水力発電』です。
(7)
発電機を取り付けた水車を用意しました。水車が回るとLEDが点く仕組みです。
(8)
水を入れた容器からチューブを通して、水車に水を落とします。すると・・・
(9)
水車が回り、LEDが点きました。
(10)
水を入れた容器を低くすると・・・
(11)
水車の回転が遅くなり、発電量が減少。光が弱くなります。
(12)
水を入れた容器を高くすると・・・
(13)
水車の回転が速くなり、発電量が増えるのです。
★番組からのお願い★
「はぴエネ!」は大人から子供までを対象に、身近なエネルギーを理解し、興味を持つきっかけとなれるような番組を目指しています。
その為、当HPでも皆さんの参考にしていただけるよう、番組で紹介した初歩的な科学実験の一部を掲載していますが、ご家庭で行う場合には各自の責任において十分にご注意下さい。
特にお子様が実験をする場合には、必ず大人の監督・指導の下、行って下さい。番組の趣旨をご理解の上、以上宜しくお願いします。