2019年8月17日放送 第541回
今回は『夏休み自由研究スペシャル』をお届けします。
今日、紹介するのは『空気砲』。
空気砲の弾を見えるようにして、観察してみましょう!
(1)
まずは、空気砲の作り方です。段ボール箱を組み立てて、粘着テープでしっかり止めます。この時、段ボールの内側もしっかり止めるのがポイントです。
(2)
そして、空気が飛び出す穴をあけます。
(3)
これで空気砲の完成ですが、もう1つポイントがあります。箱の角を、内側にへこむように、あらかじめ折り目をつけておきます。こうすることで、空気を出しやすくなります。
(4)
片手で段ボールを支えて、もう一方の手で折り目をつけた側を内側に押し込めば、箱の中の空気を出すことができます。
(5)
では、空気砲の弾を見えるようにしましょう。箱の中に線香の煙を入れます。
(6)
空気砲を撃つと・・・煙の輪が見えるようになります。
(7)
煙の輪をよく観察すると、空気が渦巻いて飛んでいるのがわかります。
(8)
空気砲の弾は、内側から外側に空気を巻き込むように飛んでいきます。これを『渦輪』と呼びます。このように渦を巻いて飛ぶことで、真っすぐ飛んでいくのです。
(9)
空気砲の弾をスマートフォンなどで撮影する場合、部屋を暗くして、ライトで飛んでくる弾だけに明かりを当てると、きれいに撮影できます。煙の量や、明かりの向きなどを研究して、渦輪の動きを観察してみましょう。
★番組からのお願い★
「はぴエネ!」は大人から子供までを対象に、身近なエネルギーを理解し、興味を持つきっかけとなれるような番組を目指しています。
その為、当HPでも皆さんの参考にしていただけるよう、番組で紹介した初歩的な科学実験の一部を掲載していますが、ご家庭で行う場合には各自の責任において十分にご注意下さい。
特にお子様が実験をする場合には、必ず大人の監督・指導の下、行って下さい。番組の趣旨をご理解の上、以上宜しくお願いします。