2019年8月24日放送 第542回
今回は『夏休み自由研究スペシャル』をお届けします。
輪ゴムで作ったゴムボール
(1)
では、ゴムボールの作り方を紹介しましょう。輪ゴムを束にし、そこに輪ゴムを巻き付けていきます。
(2)
ある程度丸くなったら、太い輪ゴムを巻き付けていきます。太い輪ゴムを使うことで、輪ゴムが外れにくくなります。
(3)
この時、きつく巻くことで、よく弾むゴムボールになります。
(4)
輪ゴムをたくさん巻き付けていくと、大きなゴムボールになります。皆さんも、よく弾むゴムボールを作って遊んでみましょう。
(5)
ゴムは伸び縮みするのも特徴です。それを利用すれば、簡単に秤を作ることができます。透明な筒の中に輪ゴムを1本吊るし、重りを吊るせるようになっています。でも、これだけでは秤になりません。
(6)
小さなビニール袋に水が20ミリリットル入っています。この袋1つで20グラムです。
(7)
これを1つ吊るして、輪ゴムが伸びた部分に印をつけます。ここが20グラムです。
(8)
袋を2つ吊るして、輪ゴムが伸びた部分に印をつけます。ここが40グラム。このように重りを増やして、筒にメモリをつけていけば、秤が完成します。
(9)
200グラムまで測れるゴム秤を作りました。印を見ると、等間隔になっていません。バネ秤と違って、ゴム秤のメモリは、等間隔にはなりません。これがゴムの面白い特性です。
(10)
では、バナナ(1本)を測ってみましょう。・・・およそ150グラムでした。
(11)
筒を長くしたり、ゴムを太くすれば、より重いモノも測れる秤が作れます。是非、オリジナルの輪ゴム秤を作って、色々調べてみましょう。
★番組からのお願い★
「はぴエネ!」は大人から子供までを対象に、身近なエネルギーを理解し、興味を持つきっかけとなれるような番組を目指しています。
その為、当HPでも皆さんの参考にしていただけるよう、番組で紹介した初歩的な科学実験の一部を掲載していますが、ご家庭で行う場合には各自の責任において十分にご注意下さい。
特にお子様が実験をする場合には、必ず大人の監督・指導の下、行って下さい。番組の趣旨をご理解の上、以上宜しくお願いします。