2019年9月21日放送 第546回
『スチールウール』を使った調理方法をご紹介!
(1)
組み立てたレンガの上にスチールウールを山盛りにしました。これを使ってつくるのは『ホットケーキ』です。
(2)
まずは、スチールウールに火を点けます。そこに空気を送れば、どんどん赤くなって燃えていきます。
(3)
実は、スチールウールは炎も煙もあげずに燃えます。
(4)
ここにフライパンを乗せ、ホットケーキミックスを入れます。
(5)
3分ほどたちました。ホットケーキをひっくり返してみると・・・
(6)
きれいに焼けています。
(7)
5分ほどでホットケーキが完成しました。
(8)
スチールウールは、簡単に火が点き、なんと1500℃まで温度があがります。ホットケーキが焼ける温度を、簡単に作り出すことができるのです。
(9)
もう1つスチールウールを使った実験をしてみましょう。電子ばかりの上にスチールウールを乗せます。重さは、およそ20グラム。
(10)
では、スチールウールに火を点けます。数値に注目すると・・・
(11)
燃え尽きたスチールウールの重さは23グラム。重くなりました。
(12)
スチールウールは、燃えると酸素と結び付いて、酸化鉄になります。つまり、酸素と結び付いた分、重くなったのです。
★番組からのお願い★
「はぴエネ!」は大人から子供までを対象に、身近なエネルギーを理解し、興味を持つきっかけとなれるような番組を目指しています。
その為、当HPでも皆さんの参考にしていただけるよう、番組で紹介した初歩的な科学実験の一部を掲載していますが、ご家庭で行う場合には各自の責任において十分にご注意下さい。
特にお子様が実験をする場合には、必ず大人の監督・指導の下、行って下さい。番組の趣旨をご理解の上、以上宜しくお願いします。